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50歳を超えたら交通事故に注意

 世界でも屈指の長寿国である日本では、50歳代や60歳代は「まだまだ若い」と思われています。実際に仕事や家事をばりばりこなし、見た目も若い方が多いのですが、その一方で「50歳を超えたら交通事故に注意」といわれていることをご存知でしょうか。
交通事故による死亡者数は、全体では10年以上にわたり減少傾向が続いています。ところが中高年層、とくに50歳以上が占める割合は増加していて、全体の67.7%、つまり3人に2人にも及んでいるのです。
交通事故というと、車を運転中の事故と思われる方もいるかもしれませんが、中高年に非常に多いのが歩行中の事故です。道路や横断歩道を歩いているときに、車やバイクなどにはねられて死亡する事故のうち、じつに83%が50歳以上の世代です。しかも、歩行者側にも責任があるケース(不注意、無理な横断など)が増えています。
その背景には、「加齢による身体機能の低下」が指摘されています。具体的には、判断力や注意力、運動能力、視覚・聴覚機能などの低下で、いずれも50歳頃からだれにでも起こることです。
その一方で最近、短時間であっても運動をすることが判断力や認知力の向上につながることが報告され、中高年の交通事故防止にも役立つものとして期待されています。
そこでまず、中高年の交通事故の特徴について知っておきましょう。