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どんな病気か

頭痛、視力障害、けいれん、意識障害などの症状が血圧上昇に伴って起こるものです。
脳の血管には、血圧の上昇・下降に対して血管を収縮・拡張させて血管抵抗を増大・減少させ、脳の血流を一定に保とうとするはたらきがあります。
これを脳血管の自動調節能といいます。しかしその調節能の範囲を超えて血圧が著しく上昇すると、脳血流は異常に増え、脳の毛細血管内から血管外へ 血漿成分がしみ出して脳にむくみを起こし、頭蓋内圧が亢進します。
このような現象を高血圧性脳症といい、悪性高血圧や 子癇(一種の妊娠高血圧症)などの際にみられます。

症状の現れ方

頭痛、 悪心おしん(吐き気)、嘔吐などのいわゆる 頭蓋内圧亢進症状が起こります。
さらに悪化するとけいれん、意識障害などを起こします。放置すると脳出血や心不全、腎不全により死亡します。

治療の方法

すみやかに血圧を下げる必要があります。降圧がすみやかに得られ、用量を調節しやすく、また効果が確実な静脈内投与の降圧薬で治療します。
脳のむくみに対する 抗脳浮腫薬や、けいれんがある場合には抗けいれん薬が必要です。