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脚の病気? いえ、血管の病気です

 普段と同じように歩いていたら、ももやふくらはぎが痛くなって歩けなくなった。しばらく休むと歩けるが、また痛くなった。
そんな症状がみられたら、閉塞性(へいそくせい)動脈硬化症の疑いがあります。少し難しい病名ですが、「脚の血管にあらわれた動脈硬化」のことです。
はじめに紹介した症状は、「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」といって、この病気の典型的な症状の一つ。
最初のうちは痛みも強くなく、少し休むと治まるので、一時的なものだろうと思いがちです。脚にシップをしたり、マッサージをする人も多いのですが、この病気は動脈硬化による血管の詰まりが原因なので、そうした方法ではなかなか改善されません。
動脈硬化を起こしやすい場所は、脚の付け根の近くと太もも、すねなどの血管です。同時に数カ所というケースもあります。
放置していると、歩く→痛む→休む→歩く→痛む→休む…を繰り返すようになり、次第に歩ける距離が短くなります。やがて、歩いていないときでも痛みが出るようになります。
さらに、脚に潰瘍(かいよう)ができて治らない状態になり、決して脅かすわけではありませんが、脚を切断しなければならなることもあるのです。
特に、中高年の男性に多くみられるので、40代半ばになったら注意が必要です。