寄稿コラム 第4回『豆腐を食べるとうつにならない!』
前回、脳のジャンク度チェックをしましたね。
結果はどうでしたか?
よくない?
生活習慣を変えたいけど、何から始めればいいかわからない?
なるほど。
そうですよね。
では、今回はほとんど努力せずに脳を元気にする方法をお伝えします。
することは簡単。
スーパーに行って、豆腐、豆乳、バナナを買ってきてください。
そして、毎日の食事にそれらを少しずつ加える。
ただそれだけです。
実はこれらの食品には、トリプトファンという必須アミノ酸が含まれています。
このトリプトファンが原料になり、脳内で脳環境調整ホルモンのセロトニン、睡眠ホルモンのメラトニンが作られます。
早い話が、うつ予防&寝つきがよくなるホルモンの元、ということです。
ああ、もちろん忘れてはいけないことがあります。
僕が提案するのは「脳を整える80点生活」です。
テレビなどで紹介されると、翌日スーパーから◯◯が消えた!
なんてことがありましたね。
焦る必要も、紹介したものだけ食べるガチガチのがんじがらめ生活はNGです。
◯◯がいいから!
と言って、それだけ食べるのはとっても危険です。
例えば僕が紹介した豆腐……
この豆腐を1日で15丁食べれば危険です(笑)
理由は……豆腐(400g)に含まれるトリプトファン量が392mg。
1日6,000mg以上摂取すると、中毒を起こし、死亡例もあるほどです。
まあ、想像しただけでもストレスですし、お腹を壊しますよね。
適量は「4mg×体重kg」で計算できます。
僕は64kgですから、1日256mg。
豆腐半丁(196mg/200g)と、豆乳一杯(79mg/150g)とバナナ一本(10mg/100g)で十分です。
1日のどこかで豆腐を取るとして、朝の出勤時にコーヒーショップで豆乳ラテとバナナ一本を買うのもいいですね。(まあ、コーヒーの是非はこの際置いておきますが)
一手間かけて豆乳バナナのスムージーを作ってもOK。
いずれにしても……適量の摂取で脳を落ち着かせる作用があります。
あくまで80点生活でいきましょう。