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どんな病気か

手や足の指によくできる良性腫瘍です。30~50代の成人によくみられます。男性よりも女性に多く発生します。
手や足の指を動かすすじ(腱鞘)のまわりから、巨細胞という通常の細胞よりも少し大きくみえる細胞を含む腫瘍ができることから、腱鞘巨細胞腫という名前がつけられました。
実際に手術をしてみると、ほかの部分は簡単にはがれるのに腱鞘と接している部分は、腫瘍が腱鞘に強く付着していることがわかります。良性腫瘍に分類されていますが、まわりに広がる傾向が強く、手術後に再発しやすい腫瘍のひとつです。

原因

腫瘍組織を分析すると、ある種の染色体異常があるようですが、詳しい原因はよくわかっていません。

症状

手の指や足の指に徐々に大きくなる 瘤こぶができることで、患者さんが気づくことが多いようです。
痛みはあまりなく、もしあっても強い痛みになることはそれほどありません。関節の運動障害の原因となることがあります。
悪性腫瘍のような急な成長を起こすことはあまりありませんが、放置しておくと大きくなり、骨や関節を壊していきます。

病気に気づいたらどうする

一般の方々に認識されているよりも、意外と数が多い腫瘍です。指などに徐々に大きくなる瘤を見つけた時には、整形外科医に相談してみてください。
必ずしも骨軟部腫瘍専門医あるいは手の外科の専門医のみが治療している病気ではありませんが、専門医の治療を受けたほうが無難である場合もあります。