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どんな病気か

肺水腫とは、血液の液体成分が血管の外へ滲み出した状態をいいます。肺包内で液体成分がたまるため肺のガス交換が障害されて、低酸素血症となり、呼吸困難が現れます。

症状

肺水腫では、呼吸困難、とくに、横になると息苦しいため起き上がって座位を取ったり(起座呼吸)、夜中に突然息苦しくて目が覚めたり(発作性夜間呼吸困難)します。また、胸がゼーゼーしたり(喘鳴)、ピンク色(薄い血液の色)の泡状の痰(泡沫痰)が出ます。進行すると皮膚や口唇は紫色になり(チアノーゼ)、冷や汗をかいてショック状態に陥ることもあります。

突然呼吸困難の発作が起こったら、上半身を起こし、何かに寄りかからせて座位にします。横にすると余計に呼吸困難がひどくなるので、無理に寝かせないでください。患者さんをできるだけ落ち着かせ、すぐに医師に連絡し指示を受けてください。

治療はまず原疾患の治療を行います。そして、血液中の酸素濃度を上げることが大切です。そのため、酸素吸入、時には人工呼吸器をつけることもあります。