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どんな病気か

右心室から肺動脈が出ていますが、その付け根に弁がついています。その弁を肺動脈弁といいます。
肺動脈弁が狭いと、右心室の圧が上がります。右心室の圧が上がりすぎると障害が起こるので、治療が必要になります。
20年前までは手術をしていましたが、今日では幼児、小児、成人を問わずカテーテルで治すようになり、肺動脈弁狭窄症に対する手術はほとんど行われなくなっています。

症状

通常は何も症状はありません。心雑音で見つかることがほとんどです。中年以降では、疲労しやすいなどの症状が現れることがあります。
中程度以上の本症が見逃されていた場合には、運動時に突然死する可能性があります。

治療

カテーテル治療の方法は、専用のバルーンカテーテルを静脈を通して弁の位置にもっていき、バルーンを拡張させて狭い弁を 裂開れっかいさせます。
カテーテル治療の年齢は、できれば生後6カ月以降のほうがよいのですが、重症の場合では年齢制限はありません。普通は(中等度の狭窄であれば)2~5歳が最適年齢です。
新生児で重症の場合にはただちに治療を行いますが、専門家の手で行われるべきです。また、高齢者でもカテーテル治療は可能で、小児から成人まで年齢制限はないといえます。
カテーテル治療が成功する確率は95%くらいですが、肺動脈弁が厚ぼったいと不成功となる場合があり、手術が必要になることがあります。
また、弁のすぐ上の肺動脈が狭くなっている場合も手術が必要です。