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歩くと脳が元気になる。脳を鍛えることができるんです!

体を動かすことが脳を元気にする例は、ほかにもあります。運動たとえば歩くこと(ウォーキング)もそのひとつ。歩くと、足の筋肉(とくにバランスに関係する遅筋)の動きが脳を刺激し、神経細胞の働きが活発になります。
最近の研究では、歩くことで体内のカルシウム代謝がよくなり、脳にカルシウムが供給され、神経伝達物質のドーパミンが増えることもわかっています。ドーパミンには、体の動きをコントロールする働きがあるので、体全体の動きがスムーズになり、パーキンソン病の予防にもなります。
歩くことのもうひとつの効用は、「頭の働きがよくなり、痴呆の予防ができる」ことです。歩くことによって神経細胞の働きがよくなり、記憶力や理解力、集中力などが向上するのです。
このことはいくつかのテストによって実証されていますが、たとえば『脳の健康』(生田哲著、講談社)には、日本体育大学の円田善英教授のデータが紹介されています。そのテストでは、覚醒効果(脳のすっきり感)、情報処理能力(情報に対する記憶と理解)、意図的行為機能(集中力や意欲など)のいずれにおいても、ウォーキングの前よりもウォーキング中やその後のほうが良い結果になっています。
歩くことは脳の働きを全般に向上させ、それが痴呆の予防にもつながるのです。