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日本人10人のうち3人は動脈硬化が原因で亡くなっている

日本人の死因の1位はガン、2位心臓病、3位脳卒中です。このうち、心臓病と脳卒中は動脈硬化が原因になりますが、この2つを合計すると30%を占め、日本人10人のうち3人は動脈硬化が原因で亡くなっていると言えます。たとえ心臓病や脳卒中で助かったとしても、半身不随などの後遺症のために生活が不自由になる例が少なくありません。
動脈硬化はこのほか、日本人に増加している大動脈瘤や肺塞栓など、急死を招く原因になります。さらに、ボケの原因にもなりますし、眼底出血を起こして失明したり、足の壊疽のために歩行が不自由になることもあります。「人間は血管から老いる」といわれるように、血管の老化現象である動脈硬化が全身の老化の重要な原因になるのです。心身ともに若々しく健康に長生きするためには、動脈硬化を予防することが大切です。
動脈硬化にもいくつかの種類がありますが、いま問題になっているのはアテローム硬化(粥状硬化)です。これは血管の壁に脂肪などがたまって、血液の通り道を狭くしたり、詰まらせたりするものです。心臓の血管で起これば狭心症や心筋梗塞、脳の血管で起これば脳梗塞となります。脳の細い小さな血管で脳梗塞が起こっても(微小脳梗塞)症状はほとんどありませんが、これが何か所かで発生するとボケの原因になります。