よく検索されるキーワード :

指先と脳の密接な関係。

「指先を動かすとボケ予防になる」という話を聞いたことはありませんか。私たちは毎日の生活のなかで、指先を使って細かい作業をしています。パソコンや携帯電話の小さなキーを押すのも、洋服のボタンをとめるのも、小銭入れから1円玉や5円玉をえり分けて出すのも、紐を結ぶのも、本のページをめくるのも、すべて指先の仕事です。
ふだん私たちは何気なくこうした作業をこなしていますが、じつは指先の微妙な動きは、非常に多くの脳の神経細胞によってコントロールされ、初めて可能になるのです。
中高年になるにつれ、だれでも細かい作業がやりにくくなります。それは年齢とともに神経細胞の働きが衰え、指先の感覚がにぶくなってくるためなのです。
しかし、私たちの体はうまくできていて、仕事や遊びで指先をよく動かしていると、脳を刺激し、にぶくなった神経細胞の働きを改善することができます。その結果、記憶力や判断力に関係するアセチルコリン、積極性に関係するノルアドレナリンなど、脳内の神経伝達物質が活性化され、痴呆の予防だけでなく、物事に対する「やる気」もわいてくるようになります。