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成長期は、原因を知りケアすること!

中高生のスポーツ障害は、主に下肢に多くみられます。下肢に多くみられる理由としては体重が下肢にかかり、骨や関節へ負担がかかるためです。上肢にもスポーツ障害はみられますが、頻度は下肢に比べると少なめです。よくみられる成長期のスポーツ障害について解説します。

 オスグッド病(脛骨粗面)

身長が著しく伸びる小学校高学年から中学、高校にかけての時期によく見られるスポーツ障害。太ももの骨の成長に筋肉や腱の成長が追いつかないため、膝下部分が常に筋肉や腱で引っ張られた緊張状態を作り出し、激しい動作や膝の曲げ伸ばしなどを繰り返すと痛みや腫れが起こります。この状態が長く続くと膝下にポコッと腫れたもの(骨の隆起)が起こることがあります。女子よりも男子により多く見られるケガです。

 ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

ジャンプを繰り返すスポーツ選手や長距離走などの選手によく見られるスポーツ障害です。膝のお皿付近もしくはお皿の下あたりの靱帯が、繰り返しのジャンプ動作や太もも部分の筋肉疲労などによって炎症を起こし、痛みや腫れなどが起こります。ランニングでは通常体重の2~3倍の力が膝付近にかかるのですが、その重さを筋肉や靱帯が支えきれないことによって起こります。

 シンスプリント

ランニングや練習量が増えると足の脛(すね)の内側あたりに痛みを伴うスポーツ障害です。押すと痛みが出るのが特徴的で、この状態のまま練習を続けていると疲労骨折になる可能性があるので注意が必要です。筋肉が疲労し、柔軟性が低下することによって、骨を覆っている骨膜が常に引っ張られた状態となって炎症を起こすと考えられています。