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どんな外傷か

 頭蓋骨と、頭蓋骨の内側で脳を包んでいる硬膜の間に出血がたまって血腫になったものです。

原因は何か

多くの場合は、硬膜の表面に浮き出たように走っている 硬膜動脈が、頭蓋骨骨折に伴って傷ついて出血し、硬膜と頭蓋骨の間にたまって硬膜外血腫になります。
そのほか、出血源が硬膜の静脈( 静脈洞)の場合もあります。

症状の現れ方

血腫により脳が圧迫されて症状が現れます。頭蓋骨の内側の圧が高まり( 頭蓋内圧亢進)、最初は激しい頭痛、嘔吐が現れます。
血腫が増大すれば意識障害を来し、さらに脳ヘルニアの状態にまで進行すると、深部にある生命維持中枢( 脳幹)が侵され(呼吸障害など)、最終的には死に至ります。
血腫の増大による症状の進行は受傷直後のこともありますが、数時間経ってから意識がなくなることも多く、注意が必要です。
最近の統計では、重症の急性硬膜外血腫の24%で意識障害が遅れて現れています。意識障害出現までの時間はその79%が3時間以内でした。