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どんな外傷か

大腿骨骨幹部とは大腿骨の中央部で、皮質骨(X線写真で白く見える固い部分)で囲まれている円筒形のほぼまっすぐか、軽く 弯曲している部分です。
小児と成人でけがの原因が異なります。5~6歳以下の小児では虐待を含む転落が、15歳前後では交通事故が多くみられます。
成人では、交通事故や転落などの高エネルギーによるものが多く、多発性の骨折を合併することもあります。

症状

大腿部に強い痛みがあり、歩行はできません。さらに、大腿骨に付着している筋肉群の作用により骨折部が大きくずれて、明らかな変形がみられます。

治療

中学生以上であれば、早期の社会復帰を図るために手術を行います。骨髄のなかに太い釘( 髄内釘)を挿入して、上下に数本のネジでしっかりと固定するやり方が一般的です。
この方法では、手術の翌日から歩くことが可能です。まれにプレートとネジで固定することもあります。
また、開放骨折や骨折部が感染している時には、大きなネジを上下に通して皮膚の外で骨折部を安定させる 創外固定といった方法を行います。