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日本人の患者の多くは、原因がはっきりしない一次性の変形性膝関節症ですが、膝の既往歴やリウマチなどの病気がある場合は、原因がはっきりした二次性が疑われます。Knieschmerz

中でも、半月板損傷(はんげつばんそんしょう)は、気をつけたい病気の一つです。スポーツをする人にとって、半月板損傷や前十字靱帯損傷(ぜんじゅうじじんたいそんしょう)は深刻なケガです。半月板は、太ももの骨とすねの骨の間にあるC字型の軟骨で、内側と外側に一対あり、クッションの役割をしています。前十字靱帯は、太ももの骨の後方からすねの骨の前方をつなぐ靱帯。膝の機能を安定させています。

半月板損傷は体重がかかった状態で膝に強い衝撃が加わったときなどに生じます。前十字靱帯損傷は、スポーツ中に急に膝を横にひねったときやジャンプで着地したときに起こります。
手術で治療後、スポーツに復帰するまでの期間を比べると前十字靱帯損傷は半年以上かかりますが、半月板損傷は術後リハビリを行うと2~3か月で復帰できます。そのため、半月板損傷のほうが軽症のイメージがあります。ところが、長期的に診ると手術で半月板を取り除いてしまうと治療後に骨の表面を覆っている軟骨に負担がかかり、二次性の変形性膝関節症を起こすことがわかっています。
膝を酷使するスポーツ選手では、それによって引退に追い込まれることもあり、軽視は禁物です。