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嚥下障害において日常生活で心がけたいこと

嚥下障害とその弊害を防ぐためには、食事や衛生面などでも気を付けることがあります。

●食事で気を付けたいこと

  • いすに深く腰掛け、正しい姿勢で食べる
  • テレビを観ながらなどの、「ながら食事」はやめる
  • 急がず、ゆっくり食べる
  • 肉などは小さく切ってから食べる
  • 少量ずつ口に入れ、よく噛む
  • 口の中のものを飲み込んでから、次のものを口に入れる

とくに高齢者の場合、パサパサしたものや噛み切りにくいものほど飲み込むことがむずかしく、また汁気の多いものはむせやすい傾向がみられます。パサつくものには片栗粉やゼリーでとろみを付ける、噛み切りにくいものはあらかじめ小さく切る、汁気の多いものは少量ずつ盛る…など食べやすくする工夫が大切です。
食事の改善については、病院などで医師や管理栄養士から指導を受けておくようにしましょう。

口内の衛生に気を付ける

嚥下障害が起こると、きちんと飲み込めないため、口の中に食べカスなどが残りがちです。放置して口内細菌が繁殖すると、歯周病を併発したり、誤嚥によって細菌が肺に入ると、重症の肺炎を起こしやすくなります。
食後は毎回きちんと歯磨きをし、いつも口の中をきれいにしておくことが大切です。

スーパーなどで売っているインスタントの増粘剤を利用すると、簡単にとろみを付けることができます。同じように柔らかいものでも、こんにゃく類や寒天類は、かえって飲み込みにくいので注意が必要です。