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ビタミン類で積極的に予防しよう

ビタミンを積極的に摂取し、骨粗しょう症の予防や改善のために、次の2点を心掛けましょう。

(1)カルシウムを十分に取って、骨量(骨密度)を増やす。 (2)ビタミンB6、B12、葉酸(B9)をしっかり取って、骨質を高める。

このうちカルシウムは、体内への吸収率があまりよくない栄養素です。食品の中では、牛乳が最も吸収率が高いのですが、苦手という人は小魚を積極的に食べるようにしましょう。またビタミンDと一緒に取ると吸収率が高まりますが、ビタミンDは取りすぎると副作用もあるので、サプリメントの場合は適量を守ることが大切です(食品から取る場合は多すぎることはほとんどありません)。 また、骨質を高めるには、ホモシステインを減らし、骨コラーゲンの悪玉架橋をつくらないようにすることが大切です。ビタミンB6、B12、葉酸には、その効果があります。

ビタミンB6は、レバーやマグロ(赤身)、ニンニク、ゴマなどに、B12はサンマ、レバー、しじみなどの貝類に、葉酸はノリや緑茶、枝豆、モロヘイヤなどに多く含まれています。ビタミンB類は一般に、一緒に取ると相乗効果があるので、こうした食品をバランスよく食べるようにしましょう。

さらに、最近の厚生労働省研究班の調査では、ビタミンB6やB12、葉酸を十分に取ることが、心筋梗塞のリスクを37~48%減らすという報告もみられます。骨を強くするだけでなく、動脈硬化や心臓病のリスクを下げるためにも、これらの栄養素をきちんと取ることが大切です。 ビタミンB類は水溶性なので、サプリメントで多めに取っても、尿と一緒に排出され、副作用はほとんどありません。ただし、ビタミンB6にはパーキンソン病の薬の働きを弱める作用もあるので、治療中の方は医師に相談してください。