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パソコンが普及し、家庭でも職場でもVDTOZPA87_megaitaindesu20130707500-thumb-1050x700-4993(ビジュアル・ディスプレー・ターミナル=パソコンディスプレイ等)を見て操作する作業が増えています。
さらに、携帯電話でのメールの送受信もしかりです。これらが知らず知らずのうちに目を酷使することとなり、「目がゴロゴロする」「目が痛い」「目が疲れる」といった症状となって眼科を受診する方が急増しています。これはドライアイの典型的な症状です。

 

VDT作業中には、1分間のまばたき回数が5~6回になってしまいます。通常、普通の人で1分間に約20回のまばたきをしているといわれていますので、VDT作業中は4分の1から5分の1にまで減少しているのです。

 

加えて、OA機器のある部屋は機械のために乾燥させてあるので、より目の表面を乾燥させてしまいます。
さらに、BUT(ティア・ブレーク・アップ・タイム)が短い人は、より眼精疲労、ドライアイになりやすくなっています。BUTとは涙液層破綻時間のことで、目をあけた瞬間からドライスポット(目の表面に涙がかわいてしまったところ)ができるまでの時間が10秒以上あると正常で、5秒以下は異常となっています。

 

このようなことが積み重なって涙の量が減少し、目の表面が正常な状態を保てなくなるとドライアイになってしまうのです。
軽度の場合は、温かいタオルを目にあてると効果があります。

 

涙はまばたきによって目の表面に膜をつくります。その膜は3層になっており、一番外側が油層で乾燥を抑える役目をしていますが、油分の分泌腺がつまったりして分泌が悪くなると涙はより早く蒸発し、ドライアイが起こるのです。熱いおしぼりで温めると目と目の周囲の血行もよくなり、スッキリ感が体感できます。

 

それでも不快な症状が続くときは、一度ドライアイ外来のある病院やドライアイ治療に熱心な医師のいるクリニックを受診すべきです。「問診」後、「染色検査」「涙液検査」「BUT」「涙液蒸発量の測定」などを行い、ドライアイと診断されると目薬で涙を上手にコントロールする方法がとられます。

ドライアイ用の目薬は、
涙タイプ
ヒアルロン酸ナトリウムを配合している
防腐剤が入っていない!

の3点を守ったもの。さらに重症の方には、患者さんの血清を使って、涙とほぼ近い成分にした『自己血清点眼』が用いられます。