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血圧

ストレスでなぜ血圧が上がるのか

私の血圧が高いのはストレスのせいです。。それって本当でしょうか?
 
ストレスを受けると交感神経の働きで血管が収縮し、血圧が上昇する。
従来は、簡単にそう説明されてきました。
しかし、最近ではより科学的なメカニズムがわかってきています。
 
ストレス(とくに心理的なストレス)を受けると、脳(視床下部や脳下垂体)から副腎ホルモンが分泌されます。その刺激を受け、副腎からアドレナリン、神経末端からはノルアドレナリンが分泌されます。アドレナリンは、興奮したときなどに多く分泌される物質で心拍数を高めます。また、ノルアドレナリンは交感神経を刺激し、血管を収縮させます。
こうした一連の作用は、ストレスに対抗するための防御反応なのですが、結果として血圧を上昇させることにつながります。
 
一方、私たちのからだではストレスによる緊張を和らげるため、副腎ホルモンを分解する酵素(アミノ酸化酵素)が分泌されます。副腎ホルモンが分泌されたり、酵素によって分解される過程で、体内には活性酸素が多く発生します。活性酸素は細胞を変質させ、がんや動脈硬化などの病気を発生させることが知られています。
 
最近の研究から、活性酸素によって私たちのからだが受ける酸化ストレスも、高血圧の要因であることが指摘されています。