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どのような病気か

アキレス腱は 下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)の腱部分で踵骨というかかとの骨に付着しており、足首を足底側に曲げるはたらきをします。
アキレス腱断裂は下腿三頭筋が強く収縮することによって発生することがほとんどですが、 直達外力(直接加わった外部からの力)や過伸展(伸ばしすぎ)による断裂もあります。

症状

20代のスポーツ選手や40歳以上の人が急にスポーツをした場合に、とくに踏み込み動作やジャンプの着地などで発生することが多く、断裂時に「バチッ」という音がすることもあります。
断裂していても、歩行や足首を底屈する(足底側に曲げる)ことは可能ですが、つま先立ちをすることはできません。

治療

保存療法と手術療法があります。保存療法ではギプス固定を行ったあと、装具を使います。手術療法では腱縫合を行ったあと、ギプス固定を行います。そのあとに装具を使う方法とそうでない方法があります。
しかし、感染や皮膚の縫合不全などの合併症が皆無でないため、最近では保存療法にさまざまな工夫を取り入れ、早期復帰を可能にして、スポーツ選手にも適応を広げている施設もあります。

応急処置や予防対策はどうするか

応急処置として、 皮下血腫を軽減させるためアイシングや足首の 外固定を行います。
必ずしも受傷当日に受診する必要はありませんが、なるべく早く整形外科を受診しましょう。
予防法としては、スポーツ前にストレッチング、ウォーミングアップを十分に行うことです。