寄稿コラム 第1回『あなたの脳、元気ですか? 脳のジャンク度チェック!』
人はなぜうつになってしまうのか?
昔はうつ病やうつ状態の人に向かって、やる気がない、気合いが足りないと言い、怠け病とまで言っていました。
たしかに中にはそんな人もいたかもしれませんが、事実は違います。
うつは誰にでも起きうる病気なんです。
厚生労働省の調査によれば、これまでの人生でうつを経験した人は15人に1人。
12ヶ月以内にうつを経験した人は、なんと50人に1人いるというではありませんか。
心が弱い訳でもない。
性格のせいでもない。
誰にでも起きるなら、一体全体何が原因なのでしょう?
東洋医学的な気の流れが滞るから、身体の冷えが心の冷えをもたらすとも言いますが、皆さんにとってもう少し馴染みのあるところに、大きな原因があるんです。
そう……
うつは生活環境が引き起こす病気なんです。
思い出してみてください。
もし、あなたがうつに悩んでいたことがあるなら、その悩みが始まるまでの生活パターンはどうでしたか?
もし、今、あなたや周りの人の生活パターンがだらしないなあ……と思ったり思われたりするのであれば、黄色信号を通り越して赤信号です!
海外では、JFJB(ジャンクフード・ジャンクブレイン:悪い食べ物はガラクタな脳味噌をつくる)なんて言います。
これは食べ物に限った事ではなく、JLJB(ジャンクライフ・ジャンクブレイン:悪い生活はガラクタな脳をつくる)と言い換える事だってできると思いませんか?
そして出来る事なら、GLGB(グッドライフ・グッドブレイン:良い生活は良い脳をつくる)の方がいいですよね。
では、今からあなたのジャンクorグッド・ブレインチェックをしてみましょう!
ジャンクorグッド・ブレインチェック
「Yes」ならチェックをしてください。
- □ 寝起きが悪い
- □ 目覚めると身体に痛いところがある
- □ 朝ご飯が食べられない
- □ お肌のトラブルが起きやすい
- □ 朝は基本落ち着いた時間が無い
- □ 学校や会社に遅刻することが多い
- □ 仕事中、集中できない
- □ 昼食を一人でとっている
- □ 午後はとても眠い
- □ 残業を毎日している
- □ 夕食が21時を過ぎる
- □ ネットサーフィンを2時間以上している
- □ 布団に入ってもスマホや携帯ゲーム機が手放せない
- □ 0時を過ぎても眠れない
- □ 就寝は深夜だ
- □ 休日は昼まで寝ている
- □ 調子が悪いとすぐに薬を飲む
- □ 休日はダラダラ過ごす
- □ ゲームが大好き
- □ 運動はほとんどしない
さあ、どうでしょう?
チェックが7個以上で黄色信号! 3ヶ月の生活改善が必要!
12個以上なら赤信号! 6ヶ月から1年の生活改善が必要!
17個以上なら……生活改善&医師の診断を強くお勧めします。
ホッ、5個以下だった……と安心してはいけません。
ちょっとしたきっかけで生活のバランスが崩れてしまうことだってあります。
3ヶ月ごとに生活習慣を見直していく事をお勧めします。