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血液の循環が良くなるということは、医学的にはどういう状態を指すのでしょうか? そのしくみは、少し複雑な作用によって起こっていることが分かってきました。wspe100224-01

 お風呂の温熱は神経を刺激し、血管内皮細胞という血管の内側にある細胞から一酸化窒素(NO)を産生させます。この一酸化窒素には血管を強力に拡張させる作用があり、血管が拡がることで多くの血液が流れます。そして結果的に、心臓から全身に送り出される血液量も増えることになるのです。以上のような作用から、温熱によって血管は拡がり、血液循環が非常に良くなります。

 そもそも疲労はなぜ起こるのでしょうか?

しかし、全身の細胞はその活動のために酸素と栄養分が必要だということは確かです。また細胞が活動をし終えると、二酸化炭素と老廃物が残ります。疲労回復には全身に酸素と栄養分が必要で、また逆に、不要となった二酸化炭素や老廃物を排出することが重要です。このような理由を考えると、この疲労回復に重要なのは血液循環であることがお分かりいただけると思います。

血液は動脈で豊富な酸素と栄養分を運び、末梢で不要となった二酸化炭素や老廃物を静脈血として運び去ります。血液循環を増やすということはそれだけ疲労回復につながる、ということです。